TYLOR Blog

　
　
こんにちは。また僕です。

　

　

中古マンションでのリノベーションをするにあたって

最大限、気を付けなければならないことをいくつか。

　

まず基本的にコンクリート状態まで壊したうえで

作り直すとしても、できない可能性が高い場所があります。

　

それは玄関扉と窓です。

　

　

ちなみに玄関扉は

内側は自分のもの（専有部分）外側はみんなのもの（共有部分）という

きまりになっていることがほとんどです。※最新のマンションではわかりませんが

　

よって内側をきれいにすることはできますが

扉を交換したりはできないと考えましょう。


そして窓。

これも同様に共有部分として扱われ
勝手に交換することはできないと思います。

外から見て１ヶ所だけ赤い窓にでもしていたらオカシイデス̪シネ。

なのでどれだけ部屋をオシャレにしたとしても
中古マンションで古い場合
玄関と特に「窓」は触れない可能性があることを
覚えていておいてください。
　
　
その「窓」。
　
寒い地域は違うかもですが樹脂サッシ、樹脂複合サッシを利用した二重窓が
多く採用されいます。
　
断熱性と遮音性にすぐれており
今は必須とも言われるものになっています。
　　
　
　
　
　
これをどうするか。


まず二重窓前提に壁位置などを調整して
このような感じで内側に窓を新たにつける。


　
　
そのうえでまだ見た目がおかしいので
窓そのものを隠す。
　
　

　
　
ブラインドなどもリフォーム物件ではよく使われています。
内装の質と比べてどうしても古さが出てしまうからでしょうね。


　
　

　
　
このように窓などの設備に関しては
新築だと最新の大きくて断熱性も高く
デザインも素敵な窓が当たり前についているのでいいですよね。
　
　
　 　



そして最大の敵は玄関扉です。
　
これは隠すわけにもいかず、ダイノックシートや塗装で
キレイにすることぐらいしかできません。
　
まあ、玄関に入って内装が良ければ
あまり気にならないんじゃないかな？っとも思いますが。
　
また、古いマンションは全体の大規模修繕として
玄関扉の取替がいずれあるかとは思います。

その時にマンションの積立金で
交換してもうのを待つのもありかもですね。
　
　
また、躯体に囲まれたお風呂など
取替がきかない場合もあります。
　
ここら辺は図面をよく見て、コンクリート状の場所がどこにあるのか
確認する必要があります。
　
僕の部屋もお風呂だけがコンクリートに囲まれていて
ユニットバスが入れられない。
　
なので手作りでオーダーするか、どうすべきか悩んでいます。
　
　
　
　
このように、新築同様にできない部分もあります。
自由にキッチンやトイレのレイアウトも変更できると言われていますが
配管の位置によっては遠すぎると水は流れませんので
床を床上げし高さをつけないといけなかったりする場合もあります。
　

　
　

　
　

何が出来て、何が出来ないのかを
しっかり把握することが大事ですね。




つづく。