http://tylor.gg-blog.com/%E6%99%82%E4%BA%8B/%E6%9C%80%E8%BF%91%E3%81%AE%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A6%E6%80%9D%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8最近のニュースを見て思うこと
たまには真面目な話を。
もうすぐ我が国の同盟国
民主主義という共通の価値観を持つ
アメリカの新しい大統領が誕生する。
ドナルド・ジョン・トランプ氏だ。
世界が束になっても叶わない軍事力を持ち
文化、経済、あらゆる分野で
他を圧倒しているスーパー超大国の「トップ」に就任する。
選挙戦が始まりその過激な言動から
こぞって日本のマスコミはバッシングの嵐だった。
公共放送であるNHKを含めて。
そして多くの報道機関がヒラリーの当選を予想し
完全に見謝った事実は記憶に新しい。
選挙前の討論会でCNNの世論調査では
ヒラリー支持が6割と報道。
日本の報道機関もこの報道を引用した。
しかしCNNはヒラリー支持を公言しているマスメディア。
自民党が嫌いな朝日新聞のようなものである。
アメリカ人ならこのCNNの姿勢を知った上で見ていますが
日本人の大多数はそのまま受け止めてしまいます。
他のネット調査では世論は真っ二つであり
トランプ評価の声も大きかったと言います。
先日オバマ大統領の
最後のスピーチのニュースがあった。
彼への尊敬の念を込めた報道でした。
対照的に
トランプ氏の初の記者会見での騒ぎを
大多数のマスコミは
選挙期間中と同じ目線で呆れるように報道していた。
彼は民主主義のルールでしっかり選ばれた次期大統領であり
オバマ氏と変わらない敬意と尊敬を受けるべき存在である。
有能な経営者。
単純なロジックや問題提起も実現可能かどうかは別にして
すべてが計算されている可能性を
そろそろ真剣に報道し、分析していかなければならない。
アメリカ人をなめてはいけないのだ。
日本のマスコミは都市部の声と数人のデモを取り上げて
まだアメリカが彼の就任を反対しているとのイメージを
わが国に伝えている。捏造に近い引用も多々見られる。
忘れてはならないのは
彼の背後にはアメリカ人の多数の支持があるということ。
マスコミや企業、隣国や同盟国への強力な対応を
支持している多くの声があるということ。
密接に関係する僕達は耳をたてて情報を広く集め
これまでの価値観や今までの常識が変わるのか
そうでないのかを見極めて評価し
対応しなければならない。
アメリカでも
マスコミの質の低下に有権者は反応しています。
CNNに報道の自由はあるが
報道される側にも人権や反発する権利がある。
やり方に前例がないだけで彼の対応は
違法ではないのですから。
誰からも選ばれた訳ではないマスコミの
横柄な態度に有権者は不満をためている。
極端な話、報道の自由になんらかの制限を
人々が認める可能性すら出てくる。
「権力者を監視する第3の権力は守らねばならない」
しかしその第3の権力が弱っているのであれば
自ら頑張ってもらうしかないのです。
求められているのは、正確な一次情報と
フィルターなしの現地の声。映像。
多様な専門家の意見をマスコミのフィルターを通してでも
なるべく横並びで伝えて欲しい。
日常を過ごしている僕らにはできないことですので。
トランプ氏の大統領就任を境に
権力者と有権者と報道機関との
綱引きが始まるかもしれませんね。
今年は世界の動きに大注目です。
っとダラダラ書いてしまいました。
でも大丈夫。
明日からはまた鼻ディール話です。
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