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TYLOR Blog

Tylor(タイラー)です。日常とFF11(長期休暇中)を綴っています。

広島原爆資料館


こんにちは。
今日は真面目なお話です。
 

先日NHKで広島の原爆資料館
リニューアルの特集を見ていました。





僕も修学旅行ではこの資料館に行きましたし
大変大きな衝撃を受け原爆の惨禍に胸を痛めた1人です。
今なおその後遺症に苦しめられている方々の苦労を考えると
この問題に対して簡単な物言いはできないと思います。

大人になって
ネットを通じて資料に目を通したり
見ていない特集番組を改めて見たりしました。

2年前には
原爆投下当時の広島の軍港、呉を描いた
「この世界の片隅に」という映画を見たエントリーも書きました。

「この世界の片隅に」




位置的に広島と長崎の中間にある福岡に住む僕は
学生の頃両方に修学旅行へ行きました。

小学校の頃の修学旅行は長崎。
中学校の頃は広島。

当時見てきた原爆に関する資料は
もちろん強烈な内容でしたが



こういった写真などを含めて投下後かなりの時間が経った物が多く
白黒で現実感があまり無く、主に遺品の展示が多かったようにも思います。

僕が行ったのは数十年前ですから
その後内容も日々変わっていったと思いますが
今回のリニューアル特集で久しぶりに見た
広島の原爆資料館の内容は、当時と比べてかなり変わっているようでした。

訪日外国人の増加に伴い
海外からも多くの方々が来るようですが
公平さや客観性など大変評価の高い施設と言われています。

しかし当時被曝された方々、いわゆる生き証人の方々の高齢化で
いわゆる「記憶の継承」が途切れる事を懸念されていることなどから
今回のリニューアルで、被曝された方々の背景にスポットを当てたとのこと。

あまりにも多い犠牲者の「個々の存在」を掘り下げることで
来館者が自らの痛みとして考え、イメージする事を手助けするような
そんな内容の展示に大幅に変更したそうです。



また余りの惨禍のため、映像や資料が最も欠けている

「原爆投下時に何が起こっていたのか?」

についても資料が増え
被爆者が描いた絵やわずかな写真を多角的に検証することで
まさに当時、その場で起こったことを
より伝えるものになっているように感じました。

僕も大人になってからですが
ネットなどを通じて改めて見た原爆の絵や写真
資料を通じて、どれだけ酷い惨状だったのかを
より知る事ができました。

とても正気を保てそうもない地獄絵図。

僕が見てきたものは恐らく最も酷いもの意外だったのでしょうね。
規制のゆるいネットに置かれた映像は想像を越えるものでした。


リンク先:閲覧注意
※原爆投下直後の厳しい写真や絵の動画やサイトが含まれています。


“原爆の絵”は語る~ヒロシマ 被爆直後の3日間~』




動画

INSIDE HIROSHIMA「きのこ雲の下で何が起きていたのか」




この時期、毎年、考えさせられる。

今も紛争は世界中であり、核兵器以外の通常兵器でも
悲惨さに大小は無いとの理屈はわかります。

しかし
この兵器が起こす地獄は
人が堪えられる限界を越えているのではないかと。


アメリカを憎むとか
日本が被害者だとか言うつもりはありません。
日本も多くのアメリカの若者を殺しています。

民間人というレベルでも中国やアジアにおける戦闘で多くの被害があります。
※中国の余りに大きな被害主張で見落とされがちですが
民間人が少なくとも700万人~1600万人亡くなったと言われています。
膨大な数です。


あの当時、もし日本に核兵器があったなら
アメリカに対して最後は使用していたでしょう。

神風を実行した我が国です。

そして現在は
アメリカの核の傘に依存しているのが現実もあります。


ただこの惨劇を経験した国として

多くの日本人の想いは
こんな兵器は二度と使用してはならない。


そう願っているのだと思います。


いずれにせよ

せめてこの時期ぐらいは
苦しみの中で亡くなった方々に手を合わせなくてはいけませんね。

ご冥福を祈ります。




※核先制不使用
余り知られていませんが
中国も1964年の初の核実験で、
核兵器の「先制不使用」という方針を掲げてから中国政府は
「中国はいかなる時もいかなる場合でも核兵器を先制使用せず、
非核兵器国及び地域に核兵器を使用しない」
と何度も厳かに表明しています。

今日まですでに半世紀以上たつが、中国政府は約束を守り続けている。

またオバマ大統領のいわゆる「核の先制不使用宣言」は
北朝鮮問題を抱える日韓両国が懸念したため取りやめになった。


この概念が
まずは形だけでも結ばれると良いと思います。


追記:

明日は長崎の原爆の日。


米軍の初期目標は福岡の北九州だったそうです。

親戚が住んでいますし僕も遠く関わりがあったかもしれませんね。






 ”焼き場に立つ少年" 

※今から63年前、長崎の火葬場で撮影された一人の少年。
背負っているのは原爆で死んだ弟。
弟を焼く順番を待ちながら、悲しみに耐える少年。
歯を食いしばるその唇には、血が滲んでいた。

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