TYLOR Blog

　
こんにちは。


今日はお仕事のお話。
　
仕事の話やお金の話は近しい人にはできませんが
　
ネットではできるっていう喜び。
　　

昨年からずっと
とある商談をしています。
　
何度かチラチラ書いてるけれど自分としては大きな話。
　
昨年、自分の「会社」で所有している
「とある土地」、これは角地で現在収入がある土地なんですが
　
そこをあるマンション業者が
どうしても欲しいと言ってきました。
　　

　
　　
土地の売買にはいわゆる相場があります。
　
それは売りたい人が出す目安になります。
市場で取引される売買はその相場を中心に上下する感じ。
　
　
しかし、売りたくない人からどうしても買いたい場合。

まさに無理やり買う場合は
ケースバイケースではありますが
買う人の予算、需要の高さ次第で

「相場観を無視した、売る人の言い値」
　
となる場合があります。
　　
今回来たのは
地元でそこそこ勢いがありそうなデベロッパーで
近隣の土地もすでに取得に動いているとのことで
本気っぽい感じでした。
　
資金力もありそう。
　
　
　
ビッグちゃーーんすｗ　
　
　
　
僕としては特に売りたいわけではありませんが
もし時価よりかなり高く話がまとまれば

自分の会社が大きく飛躍するチャンス。


交渉をスタートさせることにしました。
　
　
　　
まずいくらにするか、駆け引きが始まります。

　
しかし土地交渉なんて
買えるか買えないかだけのシンプルな話で
金額をどうするかしかない。なので逆に面倒くさい。
　
相手も１円でも安く買いたいから値段をなかなか言わないし
こちらだっていくらでも高い方がいいに決まってるから言わない。
　
どうにかこうにか互いに限界点を探るわけですね。
好き同士がわかっている２人なのに
告白を相手にさせようとしている時ような気持ちの悪い時間。

（ここら辺は去年の話です）
　
ここだけで数カ月要しました。
　
まあ、こうした状況になると
普通がどうかはわかりませんが
相手営業マンは自分を売り込み地主と仲良くなりたがります。

過去に僕も別の件ですが営業マンと
上辺では仲良くなり飲みにも結構行きました。
　
　
しかし今回コロナというのもありそれも無理ですし
特に接待などということはないまま
その営業マンとも仲良くなるわけでもなく
　
金額、条件面だけの交渉が進みました。
　
　
相手もプロですからある程度ぼんやりと
金額が会話の中でチラホラしだしたころでしょうか
　
合意が近いと勘違いしたのかはわかりませんが
相手の言動が何か気持ちの悪い感じに変化してきました。
　
　
端々に

「そんなに売りたいなら買ってやる」
　
的な感じの態度・言動に少しずつ変化してきたんです。
　
え？です。

別に売らなくてもいいのは僕。そこは変化ありません。
　
営業に来ているのは

新人という女性と上司のような男の人の２人。

　
その上司の方が少しずつそう変化してきて
部下の新人の女性が隣で困惑している様子。
　
僕が会話の所々で見える変な会話にム？っと思ってると
その女性がフォローするようなイメージ。
　
ん～わかりにくいかな。


例えばで言うと
　
近隣のマンション予定地には
もちろん僕の他にも地主さんがいるんですけれど
　
僕が全員を説得して売却合意を取ってきて欲しいと
その上司が言い始めました。
　
土地をまとめろっということですね。　
　　
その中に気難しい高齢の女性地主さんがいて

その営業マンは苦戦していたようでした。
　
　
僕は昔から知っているので
　
仲良くはしていたんですね。
　

なので商談の中で
タイラーさんの土地に高額の金額を出すのであれば
その方のハンコも同時に取って来いという話を
最終条件として提示してきました。
　
１５日以内で。
　　　
なんでだよ、っと。
　
　
僕、関係ないし。
　
何を言ってるんだこの人は？です。

　
僕はまだ別に売るとも言っていない。
　　
　
沸点の高い僕が珍しく怒りまして帰らせると
　
新人の女性の方から連絡があり
演技かわかりませんが
　　
「あの上司ちょっとおかしいんです
　私自身パワハラにもあっています。助けて・・・」的な話をしてきます。
　　
ちょっとまってくれ・・・。
　　
少し相談に乗りましたがお金が絡んだところでの話は
すべて胡散臭いので
ひとまずその女性にも
もっと上司に相談して聞かないようなら
そんな会社辞めなさいととだけ伝えて
商談打ち切り。っとしました。

ハニートラップかもしれません！！（ぇ
　
　
　
で

　
　
数か月後に
　
その上司は土下座してくるわけです。
　
「ズミマゼンデジダああああああ・・・」っと。
　
　
あの時僕はどうかしてました・・・私生活で色々あって・・・。

タイラーさんと長く話しているうちに
この人は土地を売りたい人だと勝手に思い込んでしまいましたっと。
（これが４月ぐらいの話）
　
普通にわけわなんない。
　
でもね

何度も言っているように売るか買うかだけの
シンプルな話ですので、簡単にいかない場合は
相手もいろんなことをやってきます。
　
正攻法でやるのが本当は一番なんですが
こうした営業を長くやられている方は
簡単に土下座でもすることでしょうしね。
　
色仕掛けは・・・


今のところ無いな！！あったらいいな！！！

おほん。

そう、騙されてはいけないのです！！！
　
　
　 　
　
　
じゃあどうしてもと言うなら今後の商談は
メールでお願いしますということで交渉再開。
　
　
ただしこちらも災い転じてなんとやらですので
前回出ていた金額の約２倍の金額なら売ると。
　
　
ふっかけました。
　　
　
相当な金額です。
　
　
もちろん向こうは無理だと即答。
　
しかし僕は基本的に
売っても売らなくてもどっちでもいい立場。
　　
欲しいのは向こう。失礼なのも向こう。
　
決定権はもちろんこっち。
　　
そのころにはすでに
周辺の土地を半分は
買ってしまっているご様子。
　　
あとに引けないんじゃないかな？
　
詰んでるんです。彼らの作戦失敗しています。
　　
　　
５月初旬ぐらいだったかな
彼らは僕に最終金額を伝えてきました。
　
僕のふっかけた２倍の設定金額の８０％ほどで。
　
　　
お～なかなか頑張りましたね。
　
　
しかし
　
　
しかし

　
滅多に怒らない僕を
一度怒らせる営業をしかけた対価は
払ってもらわないといけません。
　
８０％出せるなら１００％も出る。

　
２回目
　
お断りました。
　

　
　
そして年内はもう再交渉はしないと。
　
　　
　　
正直、父親のことも同時並行でありましたし
事務所兼自宅のリフォームの準備も始めていました。
マジで忙しかった。
　
　
しかしこちらの土地は角地で
うちの土地が無いとマンションは建たないようです。
　
ふふふ。気長に行こうじゃないか・・・。（ぇ
　
また何度も来るでしょうけれど
１００％が出るまで待ってみようと思います。
　
　　
どうなることやら・・・。
　
　
人生最大の大博打。　
　
　
　
　
　　
意味わかりました？
　
　
売れたらみんなで飲みに行きましょうね＾＾
　　　
　
　
　
　
あ！
　
　
土地の値段は
　
２倍でようやく１００万円って話ですからね！
　　
　
しかも増えた５０万円はユニセフに寄付するつもりですので！！
　
飲み代は僕のお小遣いからね！！！！
　
　
　

[2回]