TYLOR Blog

かつてフラッシュを作っていた時代。
たくさんの皆さんから

「タイラーさんのフラッシュの画像は綺麗ですね」

って褒めて貰えました。


これには秘訣があったのです。

当時はだれもやっていなかったと思います。

（今は誰でもボタンひとつでできることですが）


フラッシュは、まあ紙芝居な訳ですが

動きがあるように見える時はアニメーションのように

複数枚の画像をパラパラ漫画のようにしています。

僕はそこでひと手間かけてまして

「あぁ盾役」を作った時はもう少し始めてたかもですが

一度かなり大きな画像で作るんです。


今ではスマホでの写真などで

解像度が高い大きな画像で撮ってると思いますが

当時のデジカメなどの解像度でも１２８０×いくつかとかだったじゃないかな？


シャキーンというモーションキャプチャで

最大の大きさで画像を撮影し一度保存。

３０００は越えてたと思います。


それをフォトショップで切り取り貼り付けや加工を施し

最後にリサイズで４５０程度まで圧縮します。

フラッシュの画面に入る程度まで小さくする訳ですね。


これによって綺麗な画像が完成します。



やっぱり皆さんは日々ヴァナに居てキャラを見ている訳ですが

当時のＰＣの解像度では出せない大きさの解像度で絵を作っていたので

いつも見ているはずのキャラや画像なのに

ちょっと奇麗に見えたはずです。



僕のフラッシュでは
　
見たことが無いような高解像度や角度・モーションを使う事で

「ん？」もう一度見てみようかって

気付かないレベルで

感じて貰おうっていう作戦でした。



今では誰でも簡単にボタン一つでできる加工ですし

高解像度のＰＣになっていますので

普通のプレイで見れるようになってしまいましたが・・・。


なーんてことない手間ですが

モーションが多い場合などは１００枚ぐらいをリサイズしなくてはならなくて

結構面倒だったのです＾＾；

なので当時はまだＦＦフラッシュでは誰もやってなかったと思うな。

誰も気付かなかったのでここでネタばらしｗ


「樽一番」の歩くモーションなんかもしんどかったのを覚えています。



この

地味な

切ない

細やかな

やるせない

大作戦の


効果があったかどうかは・・・


まーったくわかりませんが＾＾；

[3回]